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ペットと共に暮らす家③【滋賀県甲賀市新築コラムVol.379】

2023.04.04

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で注文住宅をご検討される皆様こんにちは。

前回から引き続き、今回も「ペットと暮らす家」についてです。

 

今回は「猫と暮らす家の間取りの工夫と実例」「犬と暮らす家の間取りの工夫と実例」について紹介していきたいと思います。

犬と暮らす家の間取りの工夫と実例


①足洗い場を設置する

お散歩から帰ってきたとき、足を洗うための蛇口をペットの出入口となりそうな玄関、ないしはリビングの窓、勝手口のいずれかのそばに設けておけば慌てなくて済みます。おすすめは玄関のすぐそばなど、足を洗った後にすぐに室内に入れる場所が理想的です。

 

庭を愛犬が自由に走り回れる「ドッグラン」のようにしてあげたいなとお考えの方も多いはずです。

庭で遊ばせた後、そこで足を洗えればとても便利でしょう。また蛇口の下にほんの10センチほどの高さの枠を作って水を溜めておけば、自由に水を飲むこともできますし、暑がりの犬種には夏のプール代わりにもなるので安心です。

 

ゆとりのある玄関土間

玄関土間を広くすると、愛犬との暮らしがより快適になります。

ペットカートやお散歩グッズ、マナー袋などの収納場所にもぴったりです。土間スペースなら汚れても水で流せて掃き掃除も簡単に済ませられますから、外から帰ってきた犬の足を拭いたり、ブラッシングをしたり、土間が広いとお世話スペースとしても便利です。

また夏場でも土間はひんやりと冷たいので犬にとって心地よいお留守番の場所にもなります。玄関からリビングまで土間で繋げるといった実例もあったりします。犬がお散歩から帰ってきた時のリビングまでの移動もスムーズになり、遊び場としても快適に過ごせるおすすめのアイデアです。

 

家の中でも動き回れる回遊動線

元気に走り回るのが大好きな愛犬のためにドッグランを用意できるといいのですが、広い庭がないとなかなか難しいですよね。そんな時は室内を出来るだけ行き止まりが少ない回遊動線にすると、室内でも自由に動き回れて犬の運動不足解消にも繋がります。

壁にペットドアをつけると、ドアを開け閉めしてあげなくても好きな時に通り抜けられます。また壁やドアが少なくて済むスキップフロアなら、犬と家族お互いが気配を感じることができるので安心です。お天気などの関係で、お散歩にいけない時のストレス発散になりますね。

 

 

 

猫と暮らす家の間取りの工夫と実例


上下運動ができる場所を確保する

猫は室内飼いが推奨されているので、運動不足や筋力低下、ストレスを溜めないためにも部屋の中で十分な運動ができる環境を整えなくてはいけません。
広い場所を走り回るよりも、登ったりジャンプして飛び乗ったりできることが重要です。上下運動や高い場所を好む猫のために、家の中にキャットタワーやキャットウォークを設置しましょう。専用のタワーを用意できない場合は、吹き抜けの梁を自由に行き来できるようにしたり、収納棚の上に登れるスペースを設ける方法も良いですね。

よく冷蔵庫や棚の上でくつろいでいる愛猫を見かけませんか?部屋の中を見渡せる高いところに猫専用のスペースを作ってあげると、来客や他のペットの様子を伺いながら程よい距離が取れるので猫にとって安心できる場所になります。

②爪とき場をつくる

爪とぎは猫の本能ですが、壁や家具をボロボロにされてしまうのは困りますよね。猫の爪とぎはストレス発散や気分転換にもなっているので、やめさせるのではなく専用の爪とぎ場所を十分に用意することが大切です。猫が好む素材の爪とぎ柱を用意する、いつも爪を研ぐ場所を麻縄パネルで保護するなど愛猫にあったものを用意してあげましょう。移動できるタイプのものなら愛猫が好む場所に置くことができます。1か所というよりは複数個所あるほうがいいでしょう。

③日向ぼっこスペースをつくる

日向ぼっこは猫の免疫力を高める、被毛を消毒する、睡眠の質を高めるなどの効果があり、健康を保つためにも必要不可欠な行動です。

部屋の日当たりの良いところに、愛猫がくつろげるスペースを作っておきましょう。出窓の設置や窓の前にお気に入りのベッドや毛布を置いてあげるのも良いですね。日向ぼっこスペースは心地よく差し込む光を浴びながらお昼寝したり、外の様子を伺ったり、猫にとってお気に入りの場所になります。網戸だけでは上手に開けて窓から猫が脱走してしまう子もいるので柵をつけるなどの対策もお忘れなく。

まとめ


①飼っているペットの習性や、個性を把握しておく

②危険な場所には入れないように対策しておくなど安全対策をする

③安心してくつろげるスペースを確保してあげるなどプライバシーに配慮する

 

今回のコラムはあわせて3本といつもより長めとなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?周りにペットと共に暮らしている方がいるならアドバイスをもらうのも良いでしょう。それぞれに個性があるので自分の家の子にあったスタイルを見つけて、家族全員が快適な生活をくれたら幸せですよね。

 

「ペットと暮らす家」づくりを考えていらっしゃる方は参考にしてみてください。

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